1 もろもろのたみよ、これをけ、
すべてものよ、みみかたむけよ。
4 わたしはみみをたとえにかたむけ、
ことらして、わたしのなぞをかそう。
5 わたしをしえたげるもの不義ふぎ
わたしをかこなやみのに、
どうしておそれなければならないのか。
6 かれらはおのがとみをたのみ、
そのたからのおおいのをほこ人々ひとびとである。
7 まことにひとはだれも自分じぶんをあがなうことはできない。
そのいのちのあたいかみはらうことはできない。
10 まことにかしこひとに、
おろかなものも、けもののようなものも、ひとしくほろんで、
そのとみ他人たにんのこすことはひとるところである。
11 たといかれらはその自分じぶんをもってんでも、
はかこそかれらのとこしえのすまい、
世々よよかれらのすみかである。
12 ひと栄華えいがのうちにながくとどまることはできない、
ほろびうせるけものにひとしい。
13 これぞ自分じぶんをたのむおろかなものどものりゆき、
自分じぶんまえよろこものどものはてである。〔セラ
14 かれらは陰府よみさだめられたひつじのように
かれらをぼくするであろう。
かれらはまっすぐにはかくだり、そのかたちはえうせ、
陰府よみかれらのすまいとなるであろう。
15 しかしかみはわたしをけられるゆえ、
わたしのたましい陰府よみちからからあがなわれる。〔セラ
16 ひととみるときも、
そのいえさかえがくわわるときも、おそれてはならない。
17 かれぬときはなにひとつたずさくことができず、
そのさかえもかれしたがってくだってくことは
ないからである。
18 たといかれきながらえるあいだ自分じぶん幸福こうふくおもっても、
またみずからさいわいときに、人々ひとびとから称賛しょうさんされても、
19 かれはついにおのれの先祖せんぞ仲間なかまつらなる。
かれらはえてひかりることがない。
20 ひと栄華えいがのうちにながくとどまることはできない。
ほろびうせるけものにひとしい。